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銀嶺タクシー ドライバーおすすめコラム Vol.3
地元ドライバーだからこそ伝えられる、ホームページやパンフレットには載っていない南魚沼をご案内します。
南魚沼の雲海をハントする旅
――登山しなくても大丈夫。地元ドライバーが教える、タクシーで行ける雲海の楽しみ方――
私は雲海が大好きです。
毎年この季節になると、11月が待ち遠しくなります。
朝起きてカーテンを開け、真っ白な霧で視界がさえぎられているとそれだけでワクワクします。
すぐに身支度を整えて車を走らせ、我が家から一番近い雲海スポットへ向かいます。
山道を上り、雲海スポットに到着。
車を降りて目の前に広がるのは、朝日に照らされた真っ白な雲の海。
何度見ても、この瞬間には心を奪われます。
今回は、そんな私の大好きな「雲海ハント」をご紹介します。
南魚沼市の雲海とは
雲海とは、山などの高い場所から見下ろしたときに、雲や霧がまるで海のように広がって見える現象です。
南魚沼市は、周囲を山々に囲まれた盆地という地形から、雲海を見ることができる場所があります。
しかも南魚沼の雲海の魅力は、登山をしなくても車でアクセスできる場所があること。
もちろん、山を歩いて登った先から見る雲海には、また違った魅力があります。
でも、登山が得意ではない方でも、車で山道を上って雲海を楽しめる。
これは南魚沼ならではの魅力のひとつだと思います。
また、南魚沼には「南魚沼雲海ハント」という、雲海を楽しむための予報サイトがあります。
秋のピーク時には、「3日に1回はハントできるかも!?」という情報もあり、雲海を楽しむ人にとって心強い存在です。
私が「雲海ハント」にハマった理由
私が初めて雲海を見たのは、2018年でした。
それ以来、すっかり雲海の魅力にハマってしまいました。
私は登山が得意なほうではありません。
だからこそ、車で山道を上っていき、そこから素晴らしい景色を見ることができる雲海は、とても身近に感じられました。
雲海スポットに行くと、さまざまな人がいます。
三脚を立てて写真を撮る人。
温かい缶コーヒーを片手に、じっと雲海を眺めている人。
遠くを指差しながら、雲の下にある自分たちの暮らす場所を教えているおじいちゃんとお孫さん。
ひとつの場所に長く滞在する人もいれば、次の雲海スポットへ移動する人もいます。
誰かに急かされることもなく、それぞれの楽しみ方で朝の時間を過ごしています。
私にとっては、そんな静かな時間も雲海の魅力のひとつです。
南魚沼ならではの朝を
雲海ハントの楽しみは、実は朝だけではありません。
前日の夜、「明日の朝は雲海が見られそうだ」と分かった瞬間から、もう雲海ハントは始まっています。
南魚沼では、雲海の中にある宿泊施設から出発することがあります。
夜は一面、霧の中。
「明日の朝、この雲の上に出られるだろうか」
そんなことを考えながら眠りにつき、翌朝、少し早起きをして宿を出発します。
山道や坂道を上り、少しずつ標高を上げていく。
すると、さっきまで自分たちを包んでいた霧が、いつの間にか眼下へ。
その瞬間、目の前に広がるのが南魚沼の雲海です。
コンビニで買ったホットコーヒーが冷めないうちに、さっきまで自分がいた場所が雲の下にある。
この感覚は、実際に体験してみないとなかなか伝わりません。
そして、雲海は一度姿を現したら終わりではありません。
朝の光によって色が変わり、雲がゆっくりと流れ、時間とともに表情を変えていきます。
熱々のコーヒーを片手に、その景色を静かに眺める。
それが、私の好きな南魚沼の朝です。
観光タクシーなら「雲海ハント」も楽しめます
雲海スポットへ向かう山道には、道幅が狭い場所や坂道、カーブの多い道もあります。
大型バスでは行きにくい場所でも、タクシーなら対応できる場合があります。
ただし、雲海は早朝に発生することが多く、通常のタクシー営業では、その時間帯にすぐ配車できるとは限りません。
そこでおすすめしたいのが、事前に予約する観光タクシーです。
宿泊先までお迎えに伺い、地元を知るドライバーが雲海スポットへご案内します。
その日の天候や雲の状況を見ながら、複数の場所を組み合わせることもできます。
雲海は、ずっと同じ姿をしているわけではありません。
風に流され、形を変え、少しずつ動いていきます。
最初に見た場所とは違う景色を求めて、次のスポットへ移動する。
そんな楽しみ方ができるのも、観光タクシーならではです。
地元では、雲海を見に行くことを「雲海ハント」と呼ぶ人もいます。
「今年初めて雲海ハントしたよ」
そんな会話が交わされるのも、この地域ならではなのかもしれません。
雲海を楽しんだあとは、南魚沼産コシヒカリの朝ごはんをゆっくり味わうのもいいでしょう。
あるいは、朝の温泉で体を温めてから一日を始めるのもおすすめです。
南魚沼の秋の朝を、少し特別な時間に
雲海は、毎日必ず見られる景色ではありません。
だからこそ、前日の夜に予報を確認し、
「明日は雲海ハントに行けそうだ」
と思いながら眠りにつく。
そして翌朝、まだ眠っている町を抜けて山道を上り、雲の上へ出ていく。
その先に広がる景色は、写真や動画だけでは伝わらない感動があります。
登山をしなくても楽しめる、南魚沼の雲海。
まだ「雲海ハント」をしていない方。
11月は少しだけ早起きをして、南魚沼の秋の朝を楽しんでみませんか。
銀嶺タクシーでは、地元を知るドライバーが、お客様のご希望に合わせた観光タクシーのご案内をしています。
南魚沼の雲海を、ぜひ一度ハントしてみてください。
筆者
黒田 徹
銀嶺タクシー株式会社
観光タクシー担当
「南魚沼の魅力を一人でも多くのお客様にお伝えしたい」という思いで、観光コースの企画や情報発信を行っています。





