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銀嶺タクシー ドライバーおすすめコラム Vol.2
地元ドライバーだからこそ伝えられる、ホームページやパンフレットには載っていない南魚沼をご案内します。
『南魚沼の紅葉を楽しむなら』
はじめに
南魚沼市を訪れる観光バスが、一年の中でも特に多くなるのが紅葉の季節です。
私が以前、観光施設のスタッフとして働いていた頃も、秋、特に10月中旬から11月初旬にかけては一年で最も忙しい時期でした。美しい紅葉を求めて、全国からたくさんのお客様が訪れてくださったことを覚えています。
南魚沼の周辺にも、湯沢町の苗場ドラゴンドラ、十日町市の清津峡、魚沼市の奥只見湖など、全国的にも知られる紅葉の名所があります。
でも、南魚沼にも負けないくらい美しい紅葉があります。
今回は、地元ドライバーの私がおすすめする、南魚沼の秋の楽しみ方をご紹介します。
※秋の「魚沼の里」
南魚沼の紅葉名所
南魚沼を代表する紅葉スポットといえば、まず「八海山ロープウェー」です。
越後三山の一つである八海山。その山肌を彩る紅葉を、ロープウェーの車窓から眺めることができます。
そして、山頂駅から見渡す南魚沼の景色も見逃せません。
眼下に広がる田園風景、その向こうに連なる南魚沼の山々。紅葉の美しさと、魚沼らしい田園風景を一緒に楽しめるのが魅力です。
そのほかにも、三国川(さぐりがわ)ダム周辺や魚沼スカイラインなど、南魚沼には美しい紅葉を楽しめる場所があります。
※紅葉の「八海山ロープウェー」
私がおすすめする「南魚沼の秋」の楽しみ方
私は、タクシードライバーとして、南魚沼の深まっていく秋をぜひ感じていただきたいと思っています。
遠くから眺める紅葉も素晴らしいものですが、車を降りて、目の前の木々を眺め、風を感じ、落ち葉を踏みながら歩く。
そんな「手に取るような秋」も、ぜひ楽しんでいただきたいのです。
私がおすすめしたい場所の一つが、五十沢キャンプ場からさらに奥へ進んだ「みやて小屋」周辺です。
みやて小屋は、裏巻機渓谷へ向かう際の起点となる場所の一つです。ここまで車で向かうと、街中とはまったく違う、山あいの自然を感じることができます。
紅葉の季節には、周囲の山々が色づき、深まる秋の空気を感じられる場所です。
ただし、みやて小屋から先の裏巻機渓谷は、道幅の狭い場所や滑りやすい場所、沢を渡る場所などもあるため、誰でも気軽に歩ける観光地というわけではありません。
そのため、観光タクシーでご案内する場合も、「紅葉を見にみやて小屋まで行きましょう」と単純におすすめするのではなく、お客様の体力や服装、当日の天候、現地の状況などを確認しながら、車でご案内できるところまでご案内するという考え方をしています。
その先を歩かれる場合には、無理のない範囲で、安全を第一に楽しんでいただきたいと思っています。
大型観光バスでは訪れにくい山あいの場所だからこそ、静かな自然の中で秋を感じられるのも、この地域の魅力です。
もう一つおすすめしたいのが、JR六日町駅から徒歩10分ほどの場所に登山口がある坂戸山です。
標高634mの坂戸山は決して大きな山ではありませんが、登山道や山頂から眺める景色は素晴らしく、地元の人たちにもとても愛されています。
毎朝、毎夕のように山頂まで登る方もいるほどです。
南魚沼の人にとって、坂戸山は単なる観光地ではなく、日々の暮らしの中にある大切な山なのです。
※秋、夕日に照らされる「坂戸山」
観光タクシーなら、その日の「一番」を探せます
紅葉は、気温や天候などによって色づき方が変わります。
最近は、例年通りに紅葉が進むとは限らず、数か月前から予定を組む観光バスツアーでは、その日の紅葉の状況に合わせて行き先を変えることが難しい場合があります。
その点、観光タクシーなら、その日の天候や紅葉の進み具合、お客様の体力やご希望に合わせて、行き先を柔軟に考えることができます。
例えば、南魚沼市内ではまだ紅葉が始まったばかりでも、標高の高い場所では見頃を迎えていることがあります。
そんなときには、魚沼スカイラインなど、その日の状況に合わせた場所をご提案できます。
もしかすると、全国的に有名な紅葉名所ではなく、道の途中で見つけた小さな楓の木かもしれません。
でも、私は、そんな「地元の人だからこそ知っている秋」に出会っていただくことも、旅の楽しみの一つだと思っています。
そして、南魚沼の秋には、もう一つのお楽しみがあります。
それが「新米」です。
紅葉が美しくなる10月頃は、ちょうど南魚沼産コシヒカリの新米を味わえる季節でもあります。
美しい紅葉を楽しんだ後に、地元のお店で炊きたての新米を味わう。
南魚沼の秋は、「紅葉」と「新米」という二つの楽しみを一度に味わえる季節なのです。
※新米の「南魚沼産コシヒカリのおにぎり」
南魚沼の秋を、ゆっくり楽しんでください
南魚沼の紅葉は、山の上から眺めるだけではありません。
ロープウェーから眺める紅葉、車窓から見る山々、森林の中で感じる秋、そして地元の人たちに愛されている坂戸山。
同じ「紅葉」でも、場所や過ごし方によって見える景色は大きく変わります。
そして、紅葉の季節は毎年同じではありません。
だからこそ、その日の天候、その日の色づき、その日の空気を感じながら旅をすることに、私は大きな魅力があると思っています。
観光タクシーなら、お客様の「こんな紅葉が見たい」「少し歩いてみたい」「地元のおいしいものも食べたい」といったご希望を伺いながら、その日の南魚沼をご案内することができます。
南魚沼の秋は、山々が色づくだけではありません。
黄金色に輝く田んぼ、新米の香り、澄んだ秋の空、そして山を彩る紅葉。
ぜひ、南魚沼ならではの秋を探しに来てください。
私たち銀嶺タクシーも、皆さまの旅が「南魚沼に来て良かった」と思っていただける時間になるよう、地元ドライバーならではの目線でお手伝いさせていただきます。
※南魚沼市役所駐車場の「銀杏(イチョウ)」
この記事を書いた人
黒田 徹
銀嶺タクシー株式会社
観光タクシー担当
「南魚沼の魅力を一人でも多くのお客様にお伝えしたい」という思いで、観光コースの企画や情報発信を行っています。
次回予告
銀嶺タクシー ドライバーおすすめコラム Vol.3
南魚沼の雲海をハントする旅
――登山しなくても大丈夫。地元ドライバーが教える、タクシーで行ける雲海の楽しみ方――




